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星新一ショートショートに参加。 家のテレビで観たけど、制作に1ヶ月掛けたのにいざ放映されるとアッと言う間・・・ ある程度予想はしていたけどテレビで観る印象は全然違いました。この作品を客観的に観ることが出来なくなった・・・ うーむ、つくり手とはそういうものかもしれないネ。宿命ダネー。
コマ撮りアニメなのに、登場人物約20名。企画時に原作を読んでまずド肝を抜かれる。怖い話を引き立たせる為に人形は可愛く。でも未熟な人類を表現する為に平面的な造形デザインを採用。ちゃんと意味あんねんで! まずは主要の村人を制作。人形制作はストーリーを踏まえて。重要なアクションは「地面の穴を覗き込む」。つまり、腰や首が前屈みに動かなければストーリーが語れないのである。人物によっては首フリや口パクも必要。 主要な村人は吉竹、江口、ナユコに一任。わっちは予定外の動物をつくってみるか。「村」感が増すかな。できるだけ決められた仕事は人に任せて、自分は見落としがちな事やスキマ、カユい部分を見つけて進めておく。覚えておくように! 隣の人と同じ作業しちゃダメヨ! 村にはやっぱり柴犬が不可欠かな。穴買いの利権屋はキャラ設定を再三打ち合わせた結果、「ワルさがにじみ出てるワル」に決定。耐震偽装事件に思いを馳せながらデザイン・造形。 パングラ新兵器、「歪む家」が表現可能な造形。 「穴」は人形とは違い、リアルに怖く。 ほんでもってアルミホイルを巻いて撮ります。 スタイロさまさまです。登場人物もさることながら、カット数や状況の移り変わり激しく、小道具も多数に及ぶ・・・ カメラをパンさせる為の装置。パングラは高い機材は使いません!(買えません) 工夫で勝負。まったく問題ナシ。 パングラらしい広い背景技法も多数採用。大小遠近法、空気遠近法を駆使せよ! あとはひたすら、ひたすら、ひたすら、、、、撮りまくります。
by pangra_jin
| 2008-07-09 18:49
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