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Google Chromeの2010年版のCM制作・第二弾! 一作目とは雰囲気をガラリと変えて、いかにもクレイ・クレイしたクレイアニメーションでちゃれんじしました。今回も実制作時間はかなり短く、撮影に掛けられる日数も少ない… でもそれくらいスピード感のある制作過程の方がいいのかもしれませんな。仕事での制作に関しては。
アニメーション用のクレイ(粘土)が苦手な我々がとった手段は、動かない部分はスカルピー(オーブン粘土)で作る、という方法。柔らかいクレイトーンと硬いスカルピーのコンビネーションで。人形はおなじみロックバイター・吉竹氏による造形。 USA用のCMということで、アメリカンテイストを入れ込むのだけど加減が難しい。ついつい過剰になってしまう。 ハンモックももちろん手作り。 本物のハンモックのように伸縮する素材を探せ。 背景も作り込んで行きます。 いつものスタイロを削りまくります。 こんなザックリした形から彫刻していきます。 ミニチュアパソコンは一転してかなり精密な造形。でも昔の原型制作の仕事に比べれば屁でもありません。 最近は久しぶりに原型制作の再開か、もしくは日本の根付をつくってみたいなと。根付職人のおじいさんになるのが最近の夢です。 顔は表情の描き替えができるよう、シールの張り替えで。 初めて試した「木漏れ日ライティング」の撮影法。実際にライトに当たりながらイメージを膨らませる。 いー感じです。光の漏れ方をカッターナイフで微調整していきます。ちゃんと、キャラクターに光が当たるように調整、調整… 男の子が落ちるシーンも、まわりの木の動きと馴染みすぎて気づきませんが特殊なライティングを施しています。男の子に落ちる影と光を1コマずつ変えています。絵作りに大事なのは構図や色の前に、やっぱり光がどう当たってるか、だと思うね〜つくづく。 ふざけているように見えますが、実は真面目に仕事中のショット。コマ撮り中はかなり集中していてジョークのやりとりも控えめです。「このカットが終わったらあのお菓子が食べられる」などと、プチご褒美をイメージしながら、背中を丸め、息を殺して撮影します。
by pangra_jin
| 2010-04-05 18:28
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